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ペトロパヴロフスク要塞

ペトロパヴロフスク要塞(ペトロパヴロフスクようさい、ロシア語:Петропа́вловская кре́постьピトラパーヴラフスカヤ・クリェーパスチ)は、ロシア、サンクトペテルブルクの要塞である。名称は、ロシア語で「ペトロとパウロの要塞」という意味で、ペトロ・パウロ要塞、あるいはペトロ・パヴロ要塞とも表記される。正式名称はサンクトペテルブルク要塞(Санкт-Петербургская крепостьサンクトピチルブールクスカヤ・クリェーパスチ)。1914年から1917年にかけては、都市の名称が「ペトログラード」であったため、要塞もペトログラード要塞(Петроградская крепостьピトラグラーツカヤ・クリェーパスチ)を称した。 目次1概要2歴史3アクセス4脚注5関連項目6外部リンク概要[編集]18世紀に発生した大北方戦争の過程で、スウェーデンから土地を防衛するために築かれた。河口付近のザーヤチ島を高い壁で取り囲むように構築された。スウェーデンの脅威が低下した19世紀には、政治犯収容所としても利用され、一時はバクーニンやネチャーエフ、ドストエフスキー、レーニンらも収容された[1]。ロシア革命後には失脚したロシア帝国議会議員や、臨時政府の閣僚らも収容された(一部は脱走に成功したが、残った人々は獄死・処刑された)。要塞の中央に、首座使徒ペトル・パウェル大聖堂(ペトロパヴロフスキー大聖堂)があり、ピョートル大帝以降の皇帝が葬られている。現在は、造幣局として利用されているほか、一部は観光客にも開放されており、金箔を用いた豪華なバロック様式の内装などを見学できる。
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歴史[編集]1703年5月16日 – 建設開始。同日は、サンクトペテルブルク開基の日でもある。アクセス[編集]近隣にサンクトペテルブルク地下鉄ゴーリコフスカヤ駅が位置する。